古民家の改修 前半
Posted by 尾谷 in 建築
古い建物を経済性の理由や現代の使い勝手の不便さで否定するのではなく、先人に感謝の気持ちを込め愛着を持って建物を大切に継承し続ける想いは美しいと思います。
では、初期の建築は400年ほど前の「関ヶ原の戦い」の頃に造られ、増改築を繰り返された趣のある松伏町の古民家の一期工事に着手した模様をお伝えします。
■建物の全貌を撮影しようと思ったのですが、深い緑に囲まれて見えない事に気が付いたので。。。
■「土器とかハニワとか見つかったら嬉しいなー♪」って考えながら軽やかに石畳を歩いてたら。。。
■門の所で石畳につまずき、すっ転んで地べたにうずくまりながら擦りむいた手を見てたら、視線を感じたので大工さんだと思い手を貸してもらおうと思ったら。。。
■ウェルカム・ドールでしたー(笑)
掘る気マンマンですね♪
■そんなこんなで現場になんとか到着し、賢そうな表情で大工さんと打ち合わせ!
今回の一期工事は、ウサギの間(客間)と。。。
■ツバメの間(床の間)だけでなく。。。
■仏間と、和室の4部屋の畳交換と不具合ヶ所のメンテナンスです。
■まずは畳を撤去し。。。
■奥様がこの家に嫁いで初めて仏壇後ろの棚を、恐る恐る空けたら。。。
■天保6年(1835年)の木箱が出てきました!
180年前の青色の。。。漆の。。。お椀だと思われます!
※無駄な前置きが長くなってしまい、肝心な工事の模様をお伝えできませんでしたー。
工事の模様は次回お届けしますね。
22 5月 2015
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