岩槻の家 第三コーナー
5月9日に上棟し3ヶ月経過した現場は、暑さよりも私のテンションに体力を奪われてる感がある大工さんですが、第三コーナーを廻りまもなく木工事を終えようとしています。
では、外観は前回のブログでお披露目したので、まもなく木工事を終えようとしている内観の模様をお伝えしまーす。
■造作材の加工は作業場だけでなく。。。
■現場でも行います。
玄関の床には巾が36㎝ある無垢のタモ材を使うのですが、「お母さん、反ったり暴れたりするの嫌いだなー。大人しくしていたらご褒美に月に一度は焼肉のタレを染みこませてア・ゲ・ル。」だなんて優しく言い聞かせても反る事は目に見えてるので、反り止めの加工をします。
■3箇所に蟻加工の溝を掘り。。。
■「反るんじゃねーぞ!」てな思いで、蟻加工した楔を打ち込んで。。。
■床に固定し。。。手摺の位置を確認したら。。。
■さりげない手摺を設えた玄関の完成。
■ちなみにこの手摺の裏側には、指先が掛かるように溝が掘りこまれています。
■居間から食堂を眺めたところ。
■台所から居間を眺めたところ。
奥の天井は吹き抜けになっており、上部より淡い光が落ち、暖められた空気が吹き抜けにある窓から排気されるようになってます。
■階段を上り2階に行くと。。。
■構造体と同じ「紀州の山長商店」の杉材で包まれた6帖のフリースペースがあるんです。
この場所は、3人のお子さんが勉強をしたり、本を読んだり、遊んだりする場所だからこそ、本物の無垢材に囲まれこの場所に愛着を持って欲しいという想いからこのような設計をしました。
このフリースペースの上はロフトになっており、正面の壁に階段が設えてあります。。。
■こんな階段を昇ると。。。
■柱無しの正方形のロフトがあります。
■子供室は、子の成長に応じて対応できるように間仕切りは設けてません。
天井高さは低いところで、2300mm。高いところで3470mm。
■そして奥は吹き抜けになっており、左右の窓は柔らかな光を居間や食堂に落とし、暖められた空気を排出する役目を担ってます。
※K様。
いよいよ第三コーナーを廻り、内装工事に着手します!
心躍らせながら、様変わりする姿をご覧下さいませ~。