越谷市 耐震診断
Posted by 尾谷 in 建築
みなさんは、体の調子が悪いからと言って「先生、なんだかお腹痛いのでひとまずお腹切ってみて下さい♪」なんて言いませんよね!
まずは症状を確認し、検査をし、適切な治療を施すと思います。
っという訳で、無駄な工事をして大切なお金を粗末にしない為に、まずは現状を知る為に行われた「耐震診断」の模様をお伝えします。
■不思議な店名を目にし。。。
■ポテポテ歩く事1分で、シラコバトが刻印された最終枡のあるH邸に到着。
■昭和43年に建築された木造2階建ての建物で、今から22年前に弊社で曳家(ひきや)を伴う改修工事を手がけたんです。
■ちなみに曳家とは。。。
建物と基礎を切り離し、建物をそのままの状態で移動する建築工法です。
※写真は8年前に弊社で行った時の模様です。
■まずは近隣の道路や電柱や塀に傾きや亀裂が無いか確認して。。。
■基礎に鉄筋がある事を確認して。。。
■コンクリートの強度を確認して。。。
■レーザーで床の水平を確認して。。。
■下げ振りで建物の垂直を確認したら。。。
■小屋裏に登り、構造材や金物を確認して。。。
■床下に潜り、構造材や金物だけでなく白蟻の有無や水が廻ってる原因を把握して。。。
■床下の湿度をチェックして、現場での耐震診断の完了です。
※H様。
最近診断した物件の中では良好でしたので「これなら震度8でも大丈夫ですよ!」とはまだ言えません。。。
客観的に数字で判定し、費用対効果のある対策を報告しに伺いますので、しばしお待ちくださいませ。
13 2月 2015
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