老若男女の手摺
「老若男女(ろうにゃくなんにょ)」
老人も若者も、男も女も、あらゆる人々の事。
直接触れる手摺では、少しの寸法や面の形状の違いによって印象や使い勝手が変わります。
今までの経験と失敗から学び、改良を重ね弊社の手摺が産まれました。
高価で仰々しい手摺ではありません。
無垢材に少し手間を加える事で空間と手に優しく馴染む手摺です。
今後も老若男女問わず日常をサポートしてくれる手摺は、
使う人の身体的状況を考慮し、丁寧に作りたいと思います。
■野田市 S邸
◇タモ、桧、杉などの樹種で製作した手摺のサンプルを用意して。
◇トイレに座って頂き、取り付け場所の打ち合わせ。
立座の補助として握力が落ちても重宝するカウンターの高さや。。。
◇反対側の設けるL型の手摺の位置を確認し。。。
◇廊下でポーズを取ってるひ孫ちゃんを確認し。。。
◇廊下の手摺の高さを80センチか?75センチか?で悩み、
結局78センチに決定し。。。
◇玄関の手摺の形状を通常の60ミリよりも少し小さい45ミリとし、
指先が掛かるように溝を掘ることに決定しました。
◇隙を突きましたが、
ひ孫ちゃんのお母さんのすっぴんの写真は撮れませんでしたー(笑)
■トイレ:立座の補助
カウンター:木製、D=120
ハンドグリップ:木製、32φ
L型:木製、32φ
■玄関:怪我及び転倒の予防
タテ:桧、45×35、溝あり
■廊下:怪我及び転倒の予防、移動の円滑化
ヨコ:桧、95×35、溝あり
※S様
100歳まであと13年!
手摺が磨り減るくらいお使いになって下さいね!!