寡黙に耐える．．．

唯一、私が人に誇れるのは「皿洗い」です。（皿拭きは嫌いですが）

基本的に私は褒められて伸びるタイプなので、名刺の肩書きの横にでも「豊富で確かな実績！皿洗い１３年」と書いてしまおうかと考えているくらいです。

 

そんな１３年目に突入した夕食前の皿洗いの時のこと。

２．３日前から、なぜかシンク前の窓の所に、あまり美しくない観葉植物がおいてあります。

きっと、息子が幼稚園から持ってきたんだろうと勝手に解釈していました。

その日の夕飯のメニューは「ハンバーグ」のようです。

白い器にハンバーグがあるだけで、ブロッコリーやにんじんなどの添え物がありません。

料理が出来ない皿洗いの身分の私は、料理長に「手抜きだなー」とは口が裂けても言えないので、皿洗いに集中です。

ふと妻の手が私の前に伸びてきました。

すると、観葉植物を手元に寄せ芽をハサミで切り、ハンバーグの添え物と味噌汁に入れています。

観葉植物ではなく、グリンピースの芽だそうです。

忍耐強く寡黙に成長したと思ったら、夕食の度に切られています。

 

■グリンピースの芽

　需要と供給のバランスが崩れています。

　供給が追いついていないのが分かりますね～

 

■連夜の収穫

 

■連夜の添え物