忍法 水蜘蛛の術
Posted by 尾谷 in 建築
家づくりには、多種多様な業種による確かな経験と、時には修行の末会得した術を使う必要があります。
今回紹介するのは、基礎工事における門外不出でもある秘術「水蜘蛛」の紹介です。
皆様!他言せぬようお願いします!
◇登場忍者(迷コンビ)
基礎工事:松沢とびブロックさん(図面を読み解く能力が高いです)
左官工事:安田左官工業(Iさんから、えびす様みたいと言われていました)
■赤線距離測量の術
スラブコンクリートを打設する前に、近代文明の機械で寸法を確認し、型枠の倒れやズレ等を糸を張り微調整をします。
■約18立米の化学反応凝固石(コンクリート)を圧送車(ポンプ車)で打設します。
■忍者の総帥ではなく、住まい手のIさん
植栽スペースでもある路地部分からの見学です。
■プラスチックでできた水蜘蛛と言う道具を履きます。
■水ではなくコンクリートの上を歩き、スラブコンクリートを金ゴテで押さえ仕上げて行きます。
この日は朝の10時までに打設を終え、夕方までに3回程この作業を繰り返します。
奥に大きな人影が...
■当社のえびす様ではなく、左官屋さん。
まだ水蜘蛛の術の熟練が足りないのか?お腹が邪魔なのか?分かりませんが、鉄筋を掴み体を支えています。
何かのCMを思い出しました「100㎏乗っても大丈夫!」
※基礎工事というと一般的に、鉄筋検査→基礎完成というような写真が多いですが「尾谷工務店」のブログでは少々変わった切り口で現場での出来事をお伝えしますので、失笑しながら見て下さい。
普通じゃ読んでいてつまらないでしょう?
28 12月 2010
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