人間って勝手だな~
Posted by 尾谷 in もろもろ
人間って勝手なものです。
冬になると、「俺を突き刺すような太陽と青い海が懐かしいぜ!松伏のメダカと言われた俺の泳ぎでビーチの人の視線を釘付けにしたい!」と思ったり、夏になったらなったで、「俺の華麗なボーゲンで新雪のパウダースノーにシュプールを刻みたいぜ!」と考えてしまいます。
しかしこの日本特有の「春夏秋冬」があるが故に、日本の伝統的な住まいは開放性と自然との密接な関係が形成されてきたと言っても過言ではありません。
詳しくは8月25日の記事を読んでください。(タイトル:空間の連続性)
先日上棟した「野田の家」の建て方の際、雨や雪では勿論困るのですが、その次に重要なのは「風」です。
強風吹き荒れる中での作業は安全対策をしていても非常に危険です。ありがたいことに、風もなく無事に棟上げをする事が出来ました。
しかし、風が無い事を願うこともあれば、風があることを願う時もあります。
それは、「凧揚げ」です。その時の我が家の一風変わった凧揚げ風景をお伝えします。
■ナイスな北風が吹き荒れる中、田んぼの中で空に向かって釣り竿を向けている我が息子。
いくら田舎育ちだからといって、タンパク質の調達にカモを捕獲している訳ではありません。
■必死に釣り竿を押さえています。(飛んで行っちゃえ)
空に何か浮かんでいるのですが分かりますか?
□拡大します!
凧でした。
我が家は、釣り竿とリールを使い凧揚げをします。
■お隣の門の前で。
古き良き時代の面影が残る風景です。
こんな勝手な親子を受け入れてくれる自然に感謝です。
この日本に生まれ生活しているからこそ「春夏秋冬」の季節と自然を受け入れ、記録ではなく記憶として刻んでいきたいと思います。
災害は嫌ですが。・・・やはり勝手ですね。
17 1月 2011
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