時を刻む
建物も人もまさしくこの言葉があてはまります。
◇不易流行(ふえき りゅうこう)
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。
大雨が降る先週末の出来事を年代順にまとめた話しでも。
■松伏町:築250年
雨漏れの修理を依頼されたので、原因究明と建物見学。
◇このいつまでも変わらない門の佇まい・・・素敵です。
細かな部分は今度お見せしますね。
◇使い勝手の不便さにより改修された土間部分
■川口市:築45年
造園業を営んでいるお宅の、瓦や漆喰部分が地震により損傷した為の修繕依頼です。
◇長い時を経ても変わらぬ美しさには、美しい勾配屋根が不可欠です。
◇美しく納まり緊張感のある木製建具です。
◇木製建具の敷居廻り
小細工無しの模範的な納まりです。
ん~間近にみれて幸せ!
■越谷市:築22年
地震により亀裂が増した外壁の修繕依頼
◇たしかに以前にもクラックはありましたが、クラックが多くそれも広くなっています。
◇北面をみると、横方向のクラックが多数みられます。
横方向のクラックの原因は・・・地盤沈下によるものです。
■練馬区+松伏町
私の友人夫婦+私の親友です。
38+32+7で合計年齢 77才。お!喜寿!めでたいですね~。(なんかいいことあるかな?)
ちなみに、写真の息子は久しぶりに会えた友人に浮かれていますが、夫婦はブログに載ることを想定し、手でモザイクの替わりをしています。
※友人と私が知り合い、互いに妻が仲間になり、そして私の息子が仲間になりいつの間にか20年の時が経過しました。
「不易流行」という言葉の通り、人も建物も時を経ても変わらぬ本質がこそ大切で、そこに新しい物(人)が自然に増えればと思います。