標語を考える
「野田の家」のオープンハウスを終え、次の計画に着手するので気持ちの切り替えをすべく、早めの帰宅をした月曜日のはなし。
缶ビールを片手にお尻をポリポリ掻きながらテレビを見ていたら、妻が久しぶりに早く帰宅して嬉しかったのか優しい声で「学校の宿題で、家族の人と標語を考える宿題があるから一緒に考えてあげて~」との事。
優しい部分と面倒くさがりの部分が混在する私は、すかさず標語を考え息子に言いました。
「よし考えたよ!ある意味先生に注目されること間違いなし!パパがこれから言う言葉を用紙に書くんだよ!」っと言うと、疑うことを知らない息子は鉛筆を片手に私が発する言葉を待ちかまえています。
「あかしんごう みんなでわたれば こわくない」
ん~素直って素敵です。汚い字でそのまま書いています。
するとさっきまで優しかった妻の声が急変し、「バカじゃないの!変なことを教えないで!それと考えるのは交通標語じゃなく人権標語!!きちんと用紙を見てよ!」と一喝されました。
訳の分かっていない息子には「また怒られちゃった。女って怒りん坊だね!ゴメンゴメン今書いたやつは消してね。」と伝えると共に人権標語ってなんだ~?と耳から煙を出しながら考えました・・・
日本の時代背景に伴うデリケートな部分を題材にした標語でも良いのですが、1年生でそんな事を知っている子は無いに等しいし・・・分かりやすく人種差別的な事が良いかな?と思い水泳を習っている息子に「オリンピックのプールでは黒人の人はいないでしょう。何でっかっていうね・・・」とアパルトヘイトの話しをかみ砕きながら説明しました。
そんな事を話し、息子の人権標語が出来ました。
■「くろしろきいろ みんないっしょの ちきゅうごう」
■通学
初めてランドセル姿の息子を見ました。
■いってらっしゃーい
6年生がいるので大丈夫だと思いますが、交通ルールは守るように!
■おっ!紫蘭(シラン)が咲いている。