残り湯の再利用
さて、2日続けて自分の趣味的な話しだったりしたので、今日はまじめに!
先日、「省エネタイプ」というタイトルで取り上げた、越谷市のIさん宅の省エネの報告
工事内容を一言で言えば「タイルの寒いお風呂からシステムバスに変更し、ついでに洗面所も綺麗にしましょっ」という事です。
当社では「TOTO」というメーカーのシステムバスをよく採用します。
商品を選定する際、色やデザインなどが優先されがちですが、カタログの後ろの方にひっそりと、心惹かれる商品「ノコリ~ユECO」というのが掲載されています。
商品名の通り「浴槽の残り湯を専用配管で、洗濯機に接続できますよ」という物です。
お客さんのお宅に行き現状を見させて頂くと、洗濯機ホースが洗面所や浴室にあるのを見るので、「リフォームの機会に面倒なホースの出し入れも解消しましょう」と提案します。
1.この残り湯の再利用のシステムは「TOTO」・「INAX」だけみたいです。
2.節約コスト
バスポンプは10w程度で電気代は1時間で0.3円程度(無視できる範囲ですね)
水道水は下水処理を含め0.35円/L、1回50Lの水を使えば17円の節約
1ヶ月30回として510円の節約です。年間6,120円の節約です。
※尾谷残り湯研究所調べ(研究員は2人なので違っていても指摘しないで・・・)
節約はコストも大事ですが、身近な事から始める行動力、そして環境への配慮(心)が大事だと思います。
今回「節水」に関して取り上げたのをきっかけに、「尾谷残り湯研究所」の全所員で(2人)、近所の「庄和浄水場」に見学に行き、「浄水」についても調べてきます。報告お楽しみに・・・
□工事中の写真
□浴槽の中
専用の取水口付き循環アダプターから、残り湯が洗濯機に吸い込まれていきます。
□洗濯機(恐るべき行動力!工程表に合わせ買い換えてました)
左側が残り湯専用配管。右側は通常の水道。
※ふろ水ポンプ内蔵の全自動洗濯機のみに対応してるのでご注意を。