自分らしく
Posted by 尾谷 in もろもろ
令和2年2月で弊社は30期目を終え、現在31期目を背伸びすることなく歩んでおります。
今年も残り半分。
今一度自分を見つめなおす意味も含め46歳の私の事でも書こうと思います。
40才になったばかりの頃、
その響きがとても眩しくて誇らしくて、大人らしく振り舞わなければと、頼りない自分の背中をいつも押していたような気がします。
そう思う一番の理由は、私にとって一番身近な大人だった父の背中を見ていたからだと思います。
頼もしく格好よかった父は43才で他界しましたが、自分も父のような大人になりたいと思いその年齢に自分が近づくにつれ、
「大人はこうでなければ!」っと背伸びをし無理をし力が入りすぎていたと思います。
自分が思うようになれなくて、あたふたしている中で気づいたのは、幾つになっても父は父、自分は自分だということ。
そして歳を重ねたからといって、一足飛びには大人になれないということ。
だから、まずは自分をそのまま受け入れ、ひとつひとつ理想に近づけるよう更新や修正をしていけばいいかなと。
どこかで、自分を見直すことは人生の中で必要なこと。
自分のダメなところを見るのはネガティブなことではなく、ポジティブに向き合うための一歩と捉えられるようになりました。
いろんなことを潔く受け入れ、背伸びせず、威張らず、気取らず、ささやかな幸せを積み重ね、
これからも自分らしく、人や社会に流されることなく丁寧に建築に向き合いたいと思いますのでこれからも宜しくお願いいたします。
尾谷工務店 尾谷雄作
01 7月 2020
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