よし行ける!
設計は、机の上で鉛筆をこねくり廻して線を描いたり、計算だけでは分からない事もあります。
そういう時は敷地を訪れ、眺める事によって明快な方向性が生まれ確信を得る事ができます。
プランが出来たと思えば、もっと良いプランが生まれるのではないかと悶えながらの繰り返しですが、
「よし行ける!」というプランが出来るまでその旅は続きます。
それは30分で出来る事もあれば、1ヶ月掛かっても出来ない事もあります。
こんな風に書いてしまうと、何だか険しい道のりのように感じますが、
おぼろげだったイメージが「よし行ける!」と確信に変わっていく時間はとても楽しいもの。
設計の醍醐味のひとつです。
設計のプロセスは改めてお伝えするとして、
2月に依頼されていた幸手の敷地を訪れていた模様をお届けします。
■幸手市 K邸
◇8月25日(土) 最高気温36度
素晴らしい気温の中、周辺の田んぼでは稲刈りが始まっていました。
◇納屋の軒下に陣取り、噴き出る汗を拭いながらプランを考えたり。。。
◇施主のご家族総出で稲刈りをしてる模様を見学していました。
◇なんかしっくりこないので。。。
◇気分転換に近くにある林に虫探しに行ったり。。。
◇自撮りしてたら。。。
◇「あっ!これが正解だ!」と閃いて、一気に鉛筆が走り始めた頃、
稲刈りを終えた施主が私のTシャツを見て笑っていたので、写真を撮ってもらい。。。
・ちなみに後ろはこんなイラストです。
人から後ろ指さされないように生きたいと(笑)。。。
◇プランに高揚してるのか、はたまた素晴らしい日差しのお陰なのか分かりませんが、
体が火照り知恵熱が出てきたようなので、一気に仕組みをまとめていました。
◇K様
先日は稲刈りで忙しい中、アポ無しで伺い申し訳ありませんでした。
そして新米ありがとうござます!!!
2000冊の本の収納が余裕で可能なプランが出来ました。
今細かな照明や家具を詰めています。
お楽しみに~