タマゴに包まれる
皆さんは、タマゴと言えば何を思い浮かべるでしょうか?
「俺はタマゴ酒だな!本当は風邪なんか引いてないけど、妻にかまって欲しいからついつい仮病してお願いしちゃうんだよなー。」という男性もいれば。。。
「私はなんてったってネコザメのタマゴだわー!岩の隙間に産みつけ、流されないように固定するスクリュー型のタマゴ♪最高にいかしてるわー」というマニアックな女性もいらっしゃると思いますが、今回お伝えするのは皆さんが思い浮かぶニワトリの卵の事です。
※参考までにサメの卵。
◇まもなく着工する「野田の家Ⅱ」は25坪の住まいです。
人によっては小さいと思う方もいらっしゃると思いますが、この「小さい」をネガティブではなくポジティブに捕らえ、素材を吟味しディテールを大切にした小さな心地よい住まいを簡素に創ろうと思います。
設計当初から、居間とロフトが緩やかに繋がる場所では、家族が寛ぎ、音楽を聴き楽器を演奏したりできるよう音響にも配慮しながら「卵の殻」を利用した素材で包まれた空間にしようと考えていました。
■タマゴを持ったような。。。
■手摺にしてとか。。。
■引き手にして。。。
っとタマゴという表現で大工さんや建具屋さんに今まで造作をお願いしていましたが、「野田の家Ⅱ」では内装の検討にタマゴの殻を再利用した素材を検討しました。
■タマゴの殻を
■再利用した塗材で、吹付とローラーの2種類のサンプルを塗装屋さんに製作して頂いて、「やっぱり吹付のほうが綺麗だなー」っと思いながら眺め。。。
■タマゴの殻を
■再利用したタイルを吹付のサンプルに並べ、「丸みあるタイルは音響的に良いけど女子が可愛いーとか言いそう」っと思いながら眺め。。。
■床板を吹付のサンプルに並べ、「最初からブラックチェリーって決まってるんだけどねー」っと思いながら眺め。。。
■吹付、タイル、床板のサンプルを並べフムフムと賢そうに眺めていました。
※N様。
「最近、行動力すごいんですよー」と言ってた理由分かりました!
これから建物の契約なのに既に仮住まい契約をしてたんですねー。さすがです(笑)
まもなく、楽しい家づくりが始まります。心躍らせながらもまずは荷物整理がんばって下さいませ。