岩槻の家 晴れ乞い
晴れ乞いとは。。。(日本語表現辞典 参照)
雨が降るように祈る「雨乞い」とは逆に、晴れるように祈ることを意味する言葉で、京都の貴船神社での神事のように、日本では呪術・宗教的行為として晴れ乞いが行われていた例が知られている。
より身近な例としては、「てるてる坊主」が晴れ乞いのまじないの一種と言える。
毎日毎日雨が続くので、「試しに我が家の坊主君を現場の軒先に吊るしてみっかな!面白そうだし!」っと思いましたが、「まーまーこの家いいねー」って上から目線で言われるだけなら良いのですが、「お腹すいたー」とか「あっ!う○ち漏れちゃったー」とか言われ余計な仕事が増えそうなので、梅雨が明けるのを寡黙に待ちたいと思います!
では、5月9日に上棟し2ヶ月経過した「岩槻の家」の模様をお伝えします。
■雨が降る事を想定していない私の工程表に、挫けそうになりながらも外装を担当してくれるのは、私の建築を理解してくれている春日部市のハリヤさん。
まずは、外壁に防湿シートを張って。。。
■「毎現場、写真撮られムカついてますかー?」っと、担当のSさんに聞くと「もう慣れましたー」っと言いながら、空気層を確保する20㎜の胴縁を施工したら。。。
■大工さんは軒天と通気金物を設置をします。
■お次は、外装のパネルの施工です。
昼休みに弊社のブログを見ていたらしく、現場に到着すると、「尾谷さん俺も泥パックしたーい!」だなんて言ってくるので、「水着審査ありますよー」ってな挨拶をしてから打ち合わせをしました(笑)
■ふと、足元の水切りを見ると、適当に端部を処理してるので「何これ?小学生の図工以下だね!責任者でて来ーい」だなんて笑いながら言ってたら。。。
■笑いながら「楽しそうですねー。きちんとキャップ折ってきましたよ。」っと言いながらはめてみると、色が違うし。。。
Sさん。面白いし流石だと思いましたが、折り直し確定です(笑)
■そんなこんなで、雨にも負けず外装のパネル終え。。。
■雨にも負けず残材を片付け、残すはジョリパット工事と雨樋の取り付けのみとなりました!
■内部は着々と進んでいます。
2階のフローリングを張ったり。。。
■階段の原寸を起こし。。。
■「さてやっかな」てな感じで、ねじりハチマキをし。。。
■階段を終わらせ。。。
■1階に張る「ブラックチェリー」という床板の色と木目を確認し。。。
■一気に張り始めました!
※K様。
外観のお披露目のカウントダウンが始まりました!
晴れ乞いをしながら、眠れぬ夜をお過ごしくださいませ~