建具の改良

野田市のリフォームのお話です。

このお宅は床の張り替えや設備器具の更新をしました。

床の張り替えでは、２通りの施工があります。

①．新しい床板を既存の上に張る方法

工事費は安く抑えられます。

②．既存の床・下地を撤去し、良好な下地を作り床板を張る方法

①に比べれば、工事費は掛かりますが良い点がたくさんあります。

床下、白蟻点検・防蟻処理・床の不陸調整・段差解消・床断熱の敷込み等・・・

当社では、予算の兼ね合いもありますが、②をお勧めしています。

長く住むのですから、表面の化粧直しではなく、下地が大事だと考えています。

勿論、下地が良好なお宅では、資源の有効利用と工事費を抑える為に、撤去・処分はしません。

建具工事では間仕切りの段差を解消する為に、敷居を無くし床にVレールを埋め込みます。

そうすると、今まであった３０㎜程の段差が無くなるのと同時に、重かった建具が軽くなり、開閉の負担が軽減されます。

この建具改良は、床の貼り替えや敷居を撤去しなくてもできるので、皆さんから喜ばれています。

□既存敷居（３０㎜の段差があります）

□Vレール用戸車設置

□建具設置完了