応急処置

３月１１日に発生した地震では幸いにも、新築現場の被害は無かったのですが、たくさんのお宅の応急処置に追われました。

もっとも多いのは、瓦屋根の親棟のズレ等でした。

参考までに写真でも・・・

　

■松伏町：和型・親棟の崩れ

◇被害状況

　

　

◇片付け・清掃

　

　

◇応急処置

　

　

■野田市：セメント瓦・親棟のズレ

◇被害状況

　

　

◇応急処置

　

　

瓦の被害があらゆる場所に見られるので、いつ瓦業者が修理に来れるか分かりません。

ひとまず一番の心配は、雨による漏水なので、１４日までの３日間で約２０件のお宅の屋根にシートを被せ、応急処置を済ませました。

　

このような作業を現地でしていると、どこに頼んで良いのか分からない方や、他の業者さんに断られた方から、声を掛けられ修理の依頼を受けます。

ただ、いつ瓦屋さんが屋根の修理に来れるか分からないのが現状なので、「応急処置はしますが、早く修理に来れる瓦屋さんがいたらそこに頼んで良いですよ」と伝えています。

応急処置は、他の瓦屋さんで直したとしても無償です。

困ったときはお互い様ですから。

　

今の所、応急処置は出来ていますが、そろそろブルーシートのストックが無くなってきたので難しくなりそうです。

なぜ、地震発生時にブルーシートを確保しようとしたか分かりましたか？