春日部市 耐震診断
工務店なのに、建築とは全く関係の無い話をしてきたので、このブログを見ている人は「この人きちんと仕事をしてるんだろうか?…」っと思われてしまうので、久しぶりに工務店らしく建築の話でも!
どっかの研究所やテレビで「○年以内に巨大地震が来る可能性○○%・この地域に新たな断層が発見されました!」なんて言うので「自分の家は地震が来ても大丈夫なんだろうか?」っと不安になる為「耐震診断」の依頼が多いんです。
そんな訳で、現在の住まいの耐震性を把握する為に、あちらこちらで「耐震診断」をしているんです。
たとえば…
お腹が痛いからと言って、病院に行きお医者さんにお腹を見せ「お腹が痛いので手術をしてお腹を切ってください」なんて言う人いないですよね~
当然ながら、触診や問診そしてレントゲンなどで検査・診断をしてから治療を開始すると思います。
住宅も同じで、不必要な耐震改修工事をし無駄なお金を使うのではなく、診断結果を踏まえ適切な改修工事をする事が大切なお金の生きた使い方になると思います。
■春日部市 耐震診断補助制度の概要(戸建て住宅)
◇対象建築:昭和56年5月31日以前に建築確認を受けて工事に着手し建築された戸建て住宅
◇補助額:1戸5万円(65歳以上の方が居住者に含まれる場合さらに5万円上乗せ)
この上乗せはここら辺では春日部市だけです。
◇問い合わせ先:春日部市役所 建築課 管理担当(親切です)
■まず初めに補助金交付申請書にいろんな書類を添付し爽やかな笑顔で提出。
■まもなくすると「春日部市既存建築物耐震診断補助金交付適合通知書」という漢字だらけの通知書を受理したら耐震診断のスタート。
どうでもよい話なんですが・・・
同時期に3件の物件を申請していたんです。
もう少しで「ロンドンオリンピック♪」という事もあり、ワンツースリーと許可番号を独占し表彰台を狙っていたのですが・・・2.3.5と無念の結果になってしまいました。
■基礎のコンクリートの強度を測ったり…
■きちんと鉄筋があるかセンサーでチェックしたり…
■小屋裏や床下に潜り、筋違(地震や風に抵抗する斜材)や金物等をチェックしたりします。
診断はだいたいAM8:00~PM2:00位まで掛かります。
■で、調査した項目を専用のソフトに入力し耐震診断書を作成します。
みなさん、このお宅の評点が気になるでしょうが秘密です。
※せっかくの補助金制度。みなさん活用してみてはいかがですか?
海工作舎 尾谷雄作