美しい建築とは
Posted by 尾谷 in 建築
記念すべきブログ200投稿目です!
褒められて伸びるタイプなので、皆さんの祝電があれば励みになるんですが...
そんな記念すべき200投稿目は真面目に建築の話しでも!
■美しい建築とは
私の設計する住宅には、建物・土地の規模の大小関係なく共通する事があります。
それは、「美しい構造と美しい屋根を架けること」を第一に考える事です。。
私の設計の第一歩は、敷地と与条件をもとに各階の平面と土地利用を考えながら、まずは屋根の設計をすることから始めます。
遙か昔より日本の風土の中で、「均整のとれた美しい屋根」がある建物は歴史が証明している通り、人が安心して暮らしを委ねられる場となっています。
雨が降ってる中、子供をずぶ濡れにさせる親はいますか?建物の産みの親である設計者や作り手は、大切な子供が長く健康でいられ、安心して身を委ねられる居場所を作らなければいけないと思います。
私の考える「美しい建築とは」今も昔もそして未来になっても、変わらぬ「不易」であることが大切だと考えています。
最後になりましたが、美しい屋根を架けるには、美しい構造があって初めて成立するのは言うまでもありません。
海工作舎 尾谷雄作
◇野田の家
来週上棟です
◇今も昔も変わらぬ合理的な屋根
◇軒下空間
◇深い軒は建物に豊かな表情を与える
◇包容力のある静かな佇まい
08 1月 2011
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