良質な住宅にする仕組み
キッコーマンやキノエネ醤油だけでなくホワイト餃子の本部がある、野田市の川間駅の南側には、
昭和50年代に開発され、手入れの行き届いた建物と緑豊かな庭で形成された、
おおらかでゆったりした街並みが広がっています。
このエリアには約1600世帯がありその内一割の150世帯位は空き家との事。
先日この地域の70坪程のゆったりした敷地のある空き家を解体し、2軒の建売住宅が窮屈そうに建てられていました。
建売住宅が悪いとは言いませんが、この緑豊かな街並みにはそぐわないと感じました。
弊社のお客様が数多くいらっしゃるこの地域の建物は、
床下や天井裏を見ても丁寧に作られてるので、若い人の好みに改修し断熱性能を上げれば、
駅から近い場所にも関わらず若い人でも手の届く金額の住まいになるのに、もったいないなーっと。
シャッター通りの商店街を活性化させたり、
古い建物や蔵を再生するだけでなく、
工務店として、みなさんにとってもっと身近な「住まい」を丁寧に作りたいと思います。
良質な住宅にする為、費用を抑えながら付加価値と性能を向上させることは出来ますが、
適正に評価され、良質な住宅が流通、金融等の一体的な仕組みとなるように、
現在、各分野の方達と知恵を出汁(だし)ております。
◇吉川市 不動産屋さん
◇越谷市 不動産屋さん
◇野田市 不動産屋さん
◇草加市 税理士さん、行政書士さん
◇松伏町 尾谷さん
「安く、早く、見た目」を追求するが故に、耐用年数が海外に比べ非常に短く、
建てては壊しての繰り返しをしているのが実情ですが、
町の工務店、町の不動産として、
空き家(中古)を活用し良質な住宅にする仕組みを現在模索しています。
身の丈にあった「仕組み」がまとまりましたら、
皆さんがご覧になってるwebsite、
季刊誌などでご報告させていただきますので、しばしお待ち下さいませ。