野田の家 基本設計
Posted by 尾谷 in 建築
なぜか「尾谷工務店」のブログは、毎回建築と関係のない話を面白おかしく書いているので、ブログを見ている人は「この会社はきちんと仕事をしているのだろうか?」と心配をされてるかと思い、たまには真面目に建築の話しでも。
9月中旬から、設計に没頭し何件かの基本設計が完了したので、その何件かをご紹介していきますが、「設計のここがポイントです!」とか「省エネでエコに配慮し無垢の材料を使ってます!」などの無用な事は書きません。このブログを読まれた方が何かを感じて頂ければと思います。(自画自賛的な言葉ってなんか嫌ですよね~)
今回紹介するのは、前回の建築の記事でも予告した「街と建物の心地よい距離感」の住宅の話し。
この建物は、野田市の緑豊かなゆったりした住宅地に計画している住宅です。
□「野田の家」の基本的な考え
1.建物により町並みに違和感と圧迫感をあたえるのではなく、必要な役割を与えたブロックに分け、ヴォリュームを分散させ町並みに余白を与える。
2.街に開きつつ、意味のある役割の開口部を設けプライバシーを保つ。
3.将来の身体的変化にさりげなくシンプルに対応できるよう、質素に美しく設える。
※上記の考えをまとめ、基本設計は細かな微調整はありましたが、ほぼ1回で決定。
■1階平面図
■2階平面図
■立面図
■断面図
■模型01
町並みと建物の余白を確認するヴォリューム模型。
■模型02
■模型03
町並みと建物のスケールを感じるため「クリリンとミッキー」の登場。
※ね!真面目に仕事をしているでしょう!
25 10月 2010
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