野田の家 建具その1
着々と進行している野田の家の内部は寒くて、おしるこや甘酒でも飲みながらゆっくりと打合せができないんです。
そんな訳で、「早く外気を防いでくれないとゆっくりおしるこが飲めないじゃない!」ということで、勝手知ったるいつものメンバーと先週、アルミ製建具と外装の打合せをしました。
家づくりに携わるメンバーは、私の図面を読み取り納め方を理解してくれています。
また、図面には表現していない見えないルール、そして私の性格まで知っているので、打合せが楽で頼りになります。
やはり、「設計者が頼りないと周りがしっかりしなくては!」と母性本能が働くのでしょうかね~・・・中年の男性達ですが...
□登場人物
アルミ製建具:曙アルミ建材(菅原氏)
外装工事:ハリヤ(涌井氏)
■打合せ風景
◇アルミ製建具
寒い中無駄に長時間を過ごしたくないので、防犯やガラスの種別そしてサッシ寸法を書いた「建具表」を渡し、現場打合せは30分ほどで終了。(図面って大切です)
一部コーナー窓の納まりはスケッチにて後日決定することにしました。
◇外装工事
外装の仕様と工程の再確認そして外部に見えてくる金属製の見切りを極力排除することなど・・。
っま、いつもと同じ仕様なので、10分で打合せは完了です。
人の打合せを笑いながら眺めている涌井さん!14日から工事お願いしますね!
遅れたら、「外装工事 おそっ!」ていうタイトルのブログ書いちゃいますからね。
あっ!木製建具の造作は14日から始めるんだ。許してね。
■アルミ製建具業者→私
アルミサッシは「トステム」のサッシを使用するのですが、入り隅部分の方立ての設定が無いんです。
打合せ時に「コーナー窓は2つの窓を組み合わせ、連窓の表現にしたいのよね。ウフフ」と伝えていたところ、早速1/2のスケールで書かれたコーナー窓のスケッチが届きました。
当たり前のこと当たり前にできる。これが本当の実力だと思います。
■私→アルミ製建具業者
入り隅部分の処理を電話で打合せをし、壁で仕上げるのではなく角パイプを転用することに決定。
1/2の図面を頂いたので、私からは1/1(原寸)の図面と施工手順を書いた図面をプレゼント。
※次回の建築のブログ記事は「木製建具」かな?(まだ図面書いてないけど...)