額の製作
Posted by 尾谷 in 建築
以前、大工さんが製作したちゃぶ台をブログで紹介したところ、2社の企業様から「ちゃぶ台」の製作依頼があったんです。。。
依頼は大変嬉しかったのですが、全てが手作りの「ちゃぶ台」は大量生産できないのでお断りさせて頂きました。
今回は「額」の製作をお伝えします。
ちなみに、この額も大量生産はできないので企業様からのご依頼はお断りさせて頂きます。お許し下さいませ~
■大工さんがカンナやノミを使い無垢材を加工し組み立てて行きます。
■杉材で作った額には木目を活かしつつ艶消しの塗装。
タモ材、ウリン材、杉材と多様な樹種で作られた額にはクリアー塗装。
■シタン材、チーク材でも製作しました。
◇おまけ
木の木目を活かした額を作ろうと思い、杉材で制作した額をバーナーで焼き…
◇タワシでゴシゴシこすり木目を浮き立たせて見ると美しい額が出来ました。
◇さらなる美しさを求め、塗装屋さんに「白色に塗装をして♪」っとお願いをすると、「えー止めた方が良いよ!木の繊維が焼かれてるから絶対このままの方が綺麗だよ!」っという忠告など無視し、自分の信念を信じ強引に白色に塗装してもらいました…
塗装屋さんからは「ほら言ったじゃん!ワースト1位の出来上がり♪」っと言われ、二人で大笑い!
※みなさん。
食物繊維も大切ですが、木の繊維も大切です。
また、私が言うのもなんですが…人の意見には素直に耳を傾けましょう♪
29 8月 2012
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