スリルの代償
お正月休みを利用し、家族と義母で熱帯雨林の「ボルネオ島」に出掛けた面白珍道旅行の出来事をお届けしています。
では、四発目はタイトルにもある通り「スリルの代償」。
前回のブログで何がスリルだったのか?勘の良い方はもうお分かりですね。
ではでは、平凡に終わらない尾谷家の旅行の始まり始まり~♪
■1月5日 みんな大好き「ジャングルクルーズ」へ出発
◇5:00 起床
起床し、義母が昨夜より体調不良との事!
この日は飛行機に乗って移動する長旅なので心配をしたのだが、義母も一緒に行くとの事。
その他2名(妻と息子)はだるそうにしてはいるが、いつもの事なので気にしない。
私は・・・一人でジャングルでの冒険を妄想しながら既にノリノリです♪
◇5:45 ホテルを出発
フロントにお願いしていた朝食のランチボックスを受け取り、コタキナバル空港へ!
◇6:45 プロペラ機で40分掛けサンダンカンへ出発。
■飛行機よりキナバル山の空撮。
キナバル山:標高4095mで東南アジア最高峰。
■一人忙しく飛行機からの眺めを満喫してると、背中に視線を感じたので振り返ると息子が悲しげな目で私を見ていました。
きっと、私と離ればなれになってしまったので人恋しくなったのでしょうが、風景を満喫したいので構ってなんかあげられません!
■大変事態発生!
爽やかな風景を眺めていたら、私の鼻に爽やかとはほど遠い異臭が漂ってきました。。。
ふと横を見ると息子が嘔吐してしまったようで、妻も息子も大変な事になってます!
密室空間の飛行機の中は一瞬にして異臭に包まれてしまいました。
先程の悲しげな視線は、気持ち悪い事を伝えたかったみたいですね。。。
私は「ジャパニーズ何吐いてるんだよー」てな視線で他人の振りをしてましたー(笑)
乗客そして客室乗務員の方、本当にごめんなさい。
■強烈な匂いを振りまきながら「サンダンカン空港」になんとか到着。
息子の洋服が嘔吐まみれになってしまったので、まずは空港より車でスーパーに行き洋服と下着の調達。
車内で着替えを済ませ、目的の「オランウータン 保護区」に到着。
せっかく嘔吐まみれになりながら来たのに、天気はあいにくの雨。
ノリノリで楽しみにしていた森のオランウータンを見ているのに、息子を見ると「もう駄目~死んじゃうかも~」という表情をしているし、妻は妻で息子の嘔吐処理をした事がきっかけで、貰い○○をして体調が一気に崩れた模様。
■私は至って元気なのですが、4人中3人が「腹痛、吐き気」という症状。
気合いと根性だけでは回復しそうに無いので、ドラッグストアに行き症状にあう秘薬を購入。
■秘薬を飲んだのに回復しない病人の3人は車内に置き、一人で「水上集落」の散策。
意外だったのは、コンクリート製の通路や上水道、電気、電話のインフラが整備されていた事です。気になる排水は・・・海へポイでした。
一部桟橋は昨年の3.11の巨大地震による津波で壊れたそうです。
ちなみに、到達したのは12日の夕方との事。
■水上集落の散策を終え、ドリアンやら海産物の匂いが入り混じった、エネルギッシュでパワー溢れる街を一人で散策~。
■気分をリフレッシュする為、ブルネオなのになぜかイングリッシュガーデンにてお茶。
時が解決したのか?秘薬が効いたのか?それとも私のパワーを貰ったのか?分かりませんが少しは回復してきたみたいです。
■当然ですが、体調を崩していても基本的にはスケジュール通りに行動するのが我が家!
お茶を終え、次なる自然を求め移動です。
道端には、リスや水牛がいたりします。
■腹痛親子の妻と息子が見ているのは・・・
■立派な鼻とお腹のテングザルだったり・・・
■可愛いサイチョウです。
■みんなの体調はなんとか回復し、帰りの飛行機では異臭を嗅ぐことはなく宿のあるコタキナバル空港に無事到着。
※みなさん!海外での魚介系の食事は気をつけましょう!