ハワイ 建物
9月中旬に家族で夏休みに出掛けた「ハワイ」の面白珍道の旅をお届けします。
なぜか工務店のブログなのにも関わらず、ハワイの食べ物や自然などの事を勝手な解釈で書き続けてきましたが、一応建築に携わっている人間なので、ハワイネタの最後は「建築」。
□ソープファクトリー
オアフ島のノースショアにあるサトウキビ工場跡地を改修した石けん工場。
お姉さんにモンキーと言われた少年!きちんと見て見学しなさい。
後で試験を出します!
□ソープファクトリー
内部のサイロ部分を見上げる
そこの少年!この建物は何構造か分かるかな?
石けん構造ではありません。
9.11テロで倒壊したビルと同じ「チューブ構造」です。
□ノースショアの教会
大きく張り出した軒下空間と軒先の雨仕舞いは模範的な納まり。
□住宅:マノア周辺01
小屋裏換気は垂木下にある面戸板に孔を空けているだけ。合理的な潔さです。
□住宅:マノア周辺02
どの家も大きく軒を張り出し、雨から建物を守っています。
□住宅:ラニカイ01
町並みの家々はどのお宅も奇をてらわず、綺麗な屋根が架かっています。
□住宅:ラニカイ02
この鮮やかな色の外壁は、この場所だから違和感がないんだろうな~。
□アパートメント:ワイキキ01
変な小窓など設けず、窓なら窓。壁なら壁。と合理的な潔さがあります。
※まとめ
ハワイの建物に共通して言えるのは、どの家も不易で美しい屋根が町並みを形成している事です。
国土交通省の試算によると、アメリカの住宅の平均寿命は約44年、イギリスは約75年に対し、日本は約26年だそうです。
なんだかわかります...
住宅設計の基本でもある、風土にあった均整のとれた美しい屋根を架けるよう心がけます。
24 12月 2010
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