佐野へ
火曜日は横須賀へ家具の打合せに出掛け、昨日の金曜日は佐野へ解体と造成の打合せに行って来ました。
今回の依頼主は松伏町在住の方で、社長とはかれこれ20年以上のお付き合いをしているSさん。
良いのか悪いのか分かりませんが、はたから見て仲の良いお友達のようです。
Sさんと社長は1台の車で仲良く現地に向かい、解体業者さんの社長と私は二人でドライブがてら佐野に向かいました。
■8:00 野田市にある関宿城を見ながら出発~。
日頃の行いが悪いのか分かりませんが、今にも雨が降りそうな雲行きです。
雨が降ったら困るんですけど...
だって男二人でこの日を楽しみにしていたので、天気なんて全く考えずに屋根が無い車で向かっているんですもん!
■10:00 佐野市の現場に到着。
約430坪の敷地に母屋・蔵・納屋・水屋が点在しています。
■土蔵の蔵。
築100年くらいの蔵ですが、今回残念ながら解体する事となっています。
せっかくなので、解体時に土壁のディテールを調べたいと思います。
■蔵チェック
私と解体業者さんの社長は建物の調査をしていますが、社長とSさんご夫婦は使える物が無いかチェックです。
■水桶を頂きご満悦の社長です。
■場所は変わって母屋の内観
和室につきものの、長押(なげし)が無いのにお気づきですか?
当時の和室は、長押ではなく差し鴨居で空間を構成していることが多いです。
差し鴨居の方が逃げが無いので仕事は難しいかな~
■大きな柿の木の下で休憩中。
解体業者さんとのお付き合いはかれこれ20年以上になります。
下の写真は当社の社長が解体業者さんの社長に「何これ!?車なの?バイクなの?3輪なの?バカなの?男って何考えているか分からない!」と説教している所ではなく、建築とは全く関係の無い「いいそば粉手にはいらない?」と食べ物の話しを二人でしていました。
■13:00 帰宅
朝のどんよりした空とはうって変わって、気持ちの良い青空です。
※少々ボリュームのある解体はお盆明けから始める予定です。
土壁のディテールお楽しみに~。