社会見学 常陸大宮の休憩所
今回のブログは、学校とは違う「尾谷家の社会見学」について豪華に4部構成でお伝えしていきます。
まず初めの話題は、「常陸大宮の休憩所」の震災後の現状調査。
震災後、埼玉県在住の施主から「この建物の現状を調査してきて欲しい」と言われていたので、やっと時間が作れたのでビクビク、ドキドキしながらいざ常陸大宮へ!
■常磐自動車道を走行
常磐道は水戸を過ぎたあたりから道路が波打ち、路肩には修繕されていない段差が多く見受けられました。
そんな道路なので家族の命をまもるべく安全運転を心掛けていたのですが、後方から「ハワイに来たみたい~」と、呑気な事を言いながら助手がピンぼけしまくりの写真をとっていました。
■現地の見晴台からの眺め
建物は右下の森の中に佇んでいるはず・・・
■見晴台の足下の斜面
崖崩れの為、ブルーシートで養生されていました。
ん~建物は大丈夫か!?
■小道を降りていきます。
■巨木の倒木
20mは超える杉の木です。
根腐れして弱っていたところに地震の揺れで倒れた模様。
■地割れです。
石垣は大丈夫か?
■良かった!ひとまず休憩所は崖下に落ちていませんでした。
■ん!!!
デッキと炉がずれていましたが、簡単に修復できるのでOK!
幸いにも、建物に歪みなどは見られませんでした。
きっと、3方向に繋いでいる手摺りと4面にある梁下の胴差しによって、横方向の地震力に抵抗したのだと思います。
■崖下から石垣をチェック
■ある程度は覚悟していましたが、やはり石垣に割れが見受けられました。
この隙間から土砂の流出を抑える為にも、梅雨前に対策が必要です。
■新緑の中にシンプルな屋根が佇んでいます。
■建物調査に飽きてしまった第一助手が第二助手を従え沢ガニ捕りをしていました。
■あ!!!
君のいる場所は地震で崩れた所だからアブナイんだけど...っまいいか!
怪我をして何が危ないのか安全なのか覚えていきなさい!
■池の鯉は無事でした。
■自宅から持ってきた食パンを鯉にあげています。
おいそこの坊主!鯉の餌を食べるな!
■デッキを掃除したついでに焚き火
燃えた枝を私につけようとしています...
勿論、火傷をして危ないので頭をひっぱたいておきました。
痛みを伴う勉強。これが我が家の社会見学です。