６月の花と言えば・・・

またまた、花つながりです。

いつも面白可笑しくブログを書いていますが、たまには人体に関わる真面目な話し。

６月に咲く花では、ユリ、ラベンダー、ヒメシャラなどがありますが、やはり６月の花で思い浮かぶのは紫陽花（アジサイ）です。

アジサイの彩り豊かな「花」に関するブログは他の人に任せるとして、ここでは「葉」に関する話し。

 

アジサイの「葉」には毒性があり、ウシ、ヤギ、人などが食べると中毒を起こします。

症状は過呼吸、興奮、ふらつき歩行、痙攣、麻痺などを経て死亡する場合もあります。

日本では、飲食店などで、毒性を持つアジサイの性質を知らずに料理に使用してしまい、食べてしまった客が中毒する事故が発生してます。（ちょうど６．７月頃）

毒部位：葉、根

毒症状：めまい、嘔吐、痙攣、昏睡、呼吸麻痺

注意書き：食べないこと

　　　　　　 牧場で、アジサイの葉を牛やヤギに与えないこと

 

以前、「田舎料理　尾谷」の料理長（社長の事です）に、道端で摘んだ野草を調理して食べたり、友人に振る舞ったりしてるので、食中毒が起きてしまってはマズイと思い、アジサイの毒性について伝えたら、即答で「知ってます！」と自慢げに言ってました。

さすが社長！危険を無意識に回避する動物的勘ですね！

 

□道端のアジサイ

　見頃は２週間後くらいかな？