越谷の曳家Ⅱ / その他の物件
設計趣旨
本物件は区画整理事業に伴う移転工事である。
曳家工事の一番のみどころは、建物が基礎から浮き上がり、レールの上を移動する場面である。しかし曳家工事いおいて、大事なのは新たな敷地に新設した基礎に据え置き締結する事である。
通常の新築と違い、建物の全荷重が一気に基礎に掛かる事や、当然の事だが地震・台風に抵抗できる事を求められる、今までの経験や実績のある協力者の知恵により、基礎工事に関して細心の注意を払った。
今まで、曳家や軟弱地震の沈下修正を経験して来た事により、スムーズに精度の高い工事を行うことが出来る様になったのは、ひとえに施主の住まいを大事にする心と、工事関係者の協力のお陰である。
最後になるが、若い大工を不安がることなく、暖かく寛大な心で見守って頂いた施主には、感謝している。 貴重な経験をした大工は、今も技術を磨きながら、施主に育てて頂いている事を実感している。
(設計 海工作舎)
曳家工事の一番のみどころは、建物が基礎から浮き上がり、レールの上を移動する場面である。しかし曳家工事いおいて、大事なのは新たな敷地に新設した基礎に据え置き締結する事である。
通常の新築と違い、建物の全荷重が一気に基礎に掛かる事や、当然の事だが地震・台風に抵抗できる事を求められる、今までの経験や実績のある協力者の知恵により、基礎工事に関して細心の注意を払った。
今まで、曳家や軟弱地震の沈下修正を経験して来た事により、スムーズに精度の高い工事を行うことが出来る様になったのは、ひとえに施主の住まいを大事にする心と、工事関係者の協力のお陰である。
最後になるが、若い大工を不安がることなく、暖かく寛大な心で見守って頂いた施主には、感謝している。 貴重な経験をした大工は、今も技術を磨きながら、施主に育てて頂いている事を実感している。
(設計 海工作舎)
物件概要
項目 | 詳細 |
---|---|
建物名 | 越谷の曳家Ⅱ |
所在地 | 埼玉県越谷市 |
主要用途 | 専用住宅 |
構造・規模 | 木造在来工法2階建 |
敷地面積 | 98.00㎡ |
建築面積 | 52.99㎡ |
延床面積 | 85.29㎡ |
1階 | 52.99㎡ |
2階 | 32.30㎡ |
敷地条件 | 市街化区域 |
道路幅員 | 北6.00m |